2011年の年の暮れ

今年は、いろいろなことがありすぎました。何もかも中途半端で、つじつまだけを合わせようとする、政府、官僚の無責任さが第二次世界大戦の時と同じように行われています。解決も反省も行わず、天災の名のものとに責任を隠蔽する体質です。これだけの被害を福島、東北、東関東、日本中に与えておいて誰一人責任を取っていません。その意味では中国の新幹線事故より悪質です。

そして、マスコミの目に余る情報操作と体制意識。商業テレビの低質な番組はBSで毎日流されている、テレビショップの情報操作と同じです。大政翼賛会化したマスコミと無責任な役人の天下り体質。国家の存亡を掛けるほどの大きな問題なのに、目をそらし続ける人々。支出にメスを入れず、税収増大を計る国家にどれほどの未来があるのか?将来に夢を与えられない国家にどうして生きていられるのか?やる気のある人材ほど、国外に出て行くでしょう。故郷を守るべき国家が、その故郷の荒廃や住民に流浪を押しつけているのです。

これから、生まれてくる新しい世代にどれほどの夢を与えられるのか?国破れても山河のあった時代は去り、その山河が、死の灰に被われているのでは、どのように設計を行っていけばいいのでしょうか?海に流失した大量の放射能物質はそのまま海流に乗り、世界中の海を汚染し続けていくのです。その責任を追及されたとき、時代の人達はどのような差別を受けていくのかも、考えていないのです。

去年まで考えていた、生活の設計もだいぶ変えなければならなくなったようです。老後の生活の支えの年金もほぼ破綻して、公務員や大企業との年金の差別もより明確なってきました。その収入を確保するために平民を増税するのでは、強欲な代官と同じ構造です。税の不公平を無くすというのが、大前提の筈ですが、、、。

今年の冬は寒く、木枯らしも一段と厳しく感じます。まばらな街頭を歩く人も、少ないように思えます。次の震災も何時襲ってくるかも知れませんが、各々が自己防衛をして生き抜いていくしか無いようです。その足を引っ張る行為だけは、止めて欲しいのです。

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しばらく、更新せず、皆様に御心配をお掛けしましたが、政府の後出しじゃんけんみたいな体質と、マスコミのあまりにも無責任な対応に呆れかえっていました。放射能のききはまだそこにあるのです。年の暮れに、家の回りを高圧洗浄しました。その時の値は、地面で0.5μSv/hありました。
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洗っていないところは、0.87μSv/hありますし、例のホットスポットもまだ、1.37μSv/hあります。
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これは私の家の屋上だけではないのです。現在も、どこを計ってもこの値はあるのですね。
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ちなみに、1.5m上の空気中では、0.125μSv/hでした。

部屋の中の方が、高いぐらいです。また、水道水が流れるところへ持っていくと、一気に値は、0.3μSv/hぐらいまで上がります。これは逆浸透膜でほとんど正常値まで落ちます。

この状態で、収束宣言を行うことこそ、世の中を不安に陥れている原因です。
by maxlabo | 2011-12-31 15:27 | 原発人災事故


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