南東北・関東地方に降った雨は

放射能は土の部分では、土壌に浸みていきます。放射能の半減期(たった半分になる)の長いものは、何十年から何万年。時間が経てば経つほど深く、しみ込んでやがて地下水となって地上に戻ってきます。富士山のわき水にはこんこんと富士山に降った雪が何年も掛けてわき出してくるのです。これから何年間も何十年間も放射性物質がわき出してくるかも知れないのです。それはもちろん富士山だけではありません。全ての山から流れ出る清流にも含まれているのです。その川で育った魚も、その水を取り入れた田んぼも蓄積していくのです。

3月15日から何回東京に雨が降ったことでしょう。その雨に流されて、屋上の値も半減していきました。黄砂や花粉も流されて、堆積しているところと、きれいになっているところに分かれています。その流された汚泥はどこに行くのでしょう。道の排水溝を通じて川や下水に流されいきます。川に流れた分はそのまま海まで行き、東京の場合は東京湾に大量の流域の汚染された物質が流れ込んでいます。荒川流域で、約3000平方キロ、利根川流域で17000平方キロ、この代表する二つの川だけでも、20000平方キロの面積の水を集めて流れています。2万平方キロに満遍なく降った放射能が川に流れ出し、やがて海に流れていくのです。

下水処理場の施設をご覧になった方はあまりおられないでしょうが、流れ込んだ下水は、漉され処理された水は、再度河川放流されていきます。残った汚泥は、徐々に濃縮され乾燥されて最後はペレット状になり、路面用の敷石やコンクリートの材料になります。平野に分散され方々で降った雨がさいごに同じところに集合され、濃縮乾燥されるのです。その中には大量の放射能を含んでいます。いま、下水処理場の放射能を測定したら恐ろしいほどの値を示すかも知れません。

畑や池、海に住んでいる魚は小さい方からだんだん体内に蓄積されていき、食物連鎖の最高点にいる、人間にいずれ帰ってきます。マグロ等の大型魚が深刻な影響を受けるまであと何ヶ月でしょうか?

毎日、放射能の値が発表されるという異常な事態に我々がならされていきます。数字だけが一人歩きして、20ミリ以上なら危ない、いかなら安全であると、あたかも20ミリに意味があるようないわれ方がしています。将来の保証範囲を決めたい役人の発想でしょう。原爆の爆心地からの距離と同じです。一律に半径30キロなどという事を押しつける政府とそれを実行する地方の行政。安全という意味をはき違えています。



私の数値を見て、測り方がおかしい、それは正常範囲だと、コメントしてくる方がおられます。政府は数値を低く見せて何の意味があるのでしょうか?現状をあるがままに知らせないから、皆さんが不安がっているのに。政府の数値発表はガンマ線だけです。

部屋の中の値が高いのは、鉄筋コンクリートだからだといわれます。同じ建物の中でも、ほとんど開け閉めしない部屋は、0.065ぐらいですが、いつも通る通路は、0.165あたりを示しています。家の中でも、赤い御影石は、0.5近い放射線を出しています。計測器をその上に置くと、
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驚きますね。でも50センチ離れると影響が無くなります。

さて今日も数値は落ち着いてきているようです。0.077〜0.149あたりです。
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しかし、昨日から黄砂が凄いです。東京でこの感じですから、関西は凄いことになっているでしょうね。黄砂もいろいろな公害物質を運んできます。憂鬱な夏になりそうです。
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by maxlabo | 2011-05-03 06:41 | 原発人災事故


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